ビーチアクセスのサーフボードは、初心者向けとして名前が挙がりやすい一方で、m-soft、Standard、ロング系、ミッドレングス系と候補がいくつもあるため、結局どれを最初の一本にすればいいのか迷いやすいブランドです。
特に「なるべく早く波に乗りたい」「でも大きすぎて持ち運べない板は避けたい」「最初だけでなく少し上達してからも使いたい」と考える人ほど、長さ、ボリューム、重さ、シリーズの違いを整理しないまま選ぶと後悔しやすくなります。
そこでこの記事では、Beach Access公式の初心者向けラインナップやシリーズ情報をもとに、ビーチアクセスで初心者におすすめしやすいモデルを先に示し、そのうえで自分に合う選び方、失敗しやすいポイント、買ったあとに困らない使い方まで一つずつ整理します。
結論を先に言うと、標準的な体格の大人が最初の一本として選びやすい軸は8’0前後で、軽さと価格を重視するならm-soft、続けやすさと乗り味まで重視するならStandardが有力で、体格や体力、収納環境によって7’0〜7’2や9’0を選ぶ形が失敗しにくいです。
ビーチアクセスで初心者におすすめのサーフボード
最初に押さえておきたいのは、初心者向けの正解が一枚に固定されるわけではなく、体格、体力、持ち運びのしやすさ、海に行く頻度、どこまで上達したいかでおすすめが変わるという点です。
ただし、はじめての一本では「波をつかまえやすいこと」と「怖さが少ないこと」が何より重要なので、短さや見た目のかっこよさより、長さと浮力と安全性を優先したほうが成功体験を作りやすくなります。
ここでは、公式ラインナップのなかでも初心者が候補に入れやすいモデルを、標準体格向け、小柄な人向け、大柄な人向け、予算重視向けに分けながら紹介するので、自分の条件に最も近い一本から見てください。
m-soft 8’0″ ワックスフリー
予算を抑えつつ、まずは波に乗る楽しさをできるだけ早く感じたい初心者に最も合わせやすいのが、m-soft 8’0″ ワックスフリーです。
公式掲載の仕様では8’0″ x 23 1/2″ x 3 1/2″でボリュームは85L、重さは約5.0kgとなっており、長さと浮力がしっかりあるうえに、同ブランド内では軽量寄りなので、持ち運びの負担を抑えながら波を拾いやすいバランスを作りやすい一本です。
特に、サーフィンを手軽に始めたい人、夏の海遊びの延長で楽しみたい人、車や家の収納にそこまで余裕はないけれど、あまり難しい板では挫折しそうだと感じる人には相性がよく、一本目としての安心感がかなり高い部類に入ります。
また、m-softシリーズは軽量で価格を抑えやすいエントリー寄りの立ち位置なので、レンタルから卒業して自分の板を持ちたい人にとって、心理的な買いやすさがあるのも強みです。
一方で、構造上はStandardよりも気軽さを優先したシリーズなので、海に通う頻度が高い人や、最初から長く続けて乗り味まで楽しみたい人は、後からStandardへ目が向きやすくなる可能性がある点は覚えておきたいところです。
Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き ワックスフリー
大人の初心者に一本だけ挙げるなら何かと聞かれたとき、最も無難にすすめやすいのがStandard 8’0″ ミニロング ハンドル付き ワックスフリーです。
公式掲載の仕様では8’0″(243cm) x 23″ x 3″で66L、ソフトトライフィン付き、重さは約6.2kgで、初心者向けとして案内されているモデルであり、幅広ボディと十分な長さによってテイクオフの練習を繰り返しやすい設計になっています。
m-soft 8’0″より数値上のボリュームは少し控えめでも、Standardは程よい重さやしなり、乗り味の自然さが強みなので、単に立つだけで終わらず、そこから先も長く使いやすい一本を探している人に向いています。
さらにハンドル付きなので、8フィートクラスで不安になりやすい持ち運び面のハードルを下げやすく、駐車場から海まで距離があるポイントでも「重くて嫌になる」失敗を減らしやすいのが大きな利点です。
価格はm-softより上がりますが、最初の一本を買い直しにくい人、スクール後に本格的に続けたい人、家族用ではなく自分のメインボードとして使いたい人には、最初からこのモデルを選ぶ価値があります。
Standard 7’2″ ミッドレングス ハンドル付き ワックスフリー
標準より小柄な大人や、8’0は少し大きすぎると感じる人にとって、現実的で扱いやすい落としどころになりやすいのがStandard 7’2″ ミッドレングス ハンドル付き ワックスフリーです。
公式掲載の仕様では7’2″(218cm) x 22″ x 2 7/8″で56L、重さは約6.0kg、対象は初心者〜上級者とされており、初心者向けの安全性と、少し慣れてからも扱える広さを両立しやすいサイズ帯です。
8’0より短いぶん、部屋や車への積み込み、海での方向転換、浜での取り回しがかなり楽になりやすく、体重が軽い人や腕力に自信がない人ほど、この差を使い勝手のよさとして感じやすくなります。
その一方で、完全な未経験者が小波中心の海で最初から確実性を最優先するなら、やはり8’0クラスのほうが波の取りやすさでは有利なので、見た目や収納だけで7’2を選ぶより、自分の体格と通う海のサイズ感まで合わせて判断したいモデルです。
すでにスクールで何回か立てていて、次は自分の板で練習したいという段階なら、長すぎず短すぎない7’2は非常に選びやすく、続けやすさと成長余地のバランスが取りやすい一本です。
m-soft 7’0″ ワックスフリー
小柄な人、収納スペースが限られる人、海へ行く頻度は高くないけれど自分用の板は欲しい人には、m-soft 7’0″ ワックスフリーがかなり有力です。
公式掲載の仕様では7’0″ x 22 1/2″ x 3 3/8″で68L、重さは約4.0kgとなっており、軽さと十分な浮力のバランスがよく、7フィート台のなかでは持ちやすさを感じやすいモデルです。
特に、身長や体重が大きくない人にとっては、8’0を無理に選ぶよりも、扱えるサイズで練習頻度を上げたほうが結果的に上達しやすいケースがあり、その意味でm-soft 7’0は「実際に海へ持っていきやすいこと」が強みになります。
また、m-softは価格を抑えつつサーフィンを始めたい層と相性がよく、ファミリーで共有したい場合や、まずは一本所有して気軽に始めたい場合にも導入しやすい立ち位置です。
ただし、平均的な体格の大人が完全未経験から選ぶと、8’0に比べて波のキャッチ率に差が出やすいので、体格が軽めか、すでに少し経験があるか、持ち運びや収納をかなり重視するかのいずれかに当てはまる人向けと考えると判断しやすくなります。
Standard 8’0″ ラウンドテール ハンドル付き ワックスフリー
同じ8’0クラスでも、少し掘れやすい波や、ノーズが刺さりにくい安心感を重視したい人は、Standard 8’0″ ラウンドテール ハンドル付き ワックスフリーを候補に入れる価値があります。
公式掲載の仕様では8’0″(243cm) x 23″ x 3″で67L、重さは約6.2kgで、他のソフトボードよりロッカーをやや強めにして、テイクオフ時にノーズが水面へ刺さるのを回避しやすい設計が特徴として示されています。
初心者向けの安全性を残しつつ、やや波質に対応しやすい方向へ振ったモデルと見てよく、ビーチブレイクでも少しサイズが上がる日や、押しが強めの波へ行く機会がある人には、単純な浮力の多さだけではない安心感があります。
また、このモデルもハンドル付きなので、8フィート台にありがちな運搬のストレスを軽減しやすく、最初の段階で使い勝手まで含めて板を選びたい人に向いています。
反対に、海が小波中心で、とにかく楽にテイクオフしたいだけなら、Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付きやm-soft 8’0″のほうが第一候補としてはわかりやすいため、波質込みで選び分けると失敗しにくいです。
Standard HSO School 9’0″ ロングボード ワックスフリー
大柄な初心者や、最初の一本で圧倒的な安定感を求める人には、Standard HSO School 9’0″ ロングボード ワックスフリーが特別枠として有力です。
公式掲載の仕様では9’0 x 24 1/4″ x 3 3/4″で116L、重さは約13kgとかなり存在感のある一本で、沖縄のHappy Surfing Okinawaとのコラボによるサーフレッスン特化モデルとして作られています。
このモデルの魅力は、一般的な初心者向けボードでも浮力不足を感じやすい大柄な人や、まず立つ体験を確実に積みたい人に対して、強い安定感を与えやすい点で、スクール用の発想が反映されているぶん、怖さを減らしたい層と相性がよいことです。
一方で、13kg前後という重さは持ち運びのハードルが高く、軽いソフトボードを探している人には明確に不向きで、収納、車載、浜までの距離まで含めて現実的かを先に考える必要があります。
体格が大きい、通常の8’0では不安がある、家族やスクール用途でも使いたいという条件が揃うなら強い候補になりますが、標準体格の大人が最初の一本として選ぶなら、まずは8’0前後から検討したほうが扱いやすいことが多いです。
m-soft 6’0″ ワックスフリー
m-soft 6’0″ ワックスフリーは初心者向け一覧にも入っていますが、標準体格の大人の完全な一本目として考えるより、お子様やかなり小柄な人、あるいは短めの板に慣れたい人向けとして理解したほうが失敗しにくいモデルです。
公式掲載の仕様では6’0″ x 21″ x 3 1/8″で52L、重さは約3.2kgと非常に軽く、シリーズ内でも取り回しやすさが際立つため、子どものサーフィンデビューや、家族用の一本としてはかなり使いやすい部類です。
大人の初心者でも体重がかなり軽い人なら候補になり得ますが、一般的には7’0や8’0に比べてテイクオフの難度が上がりやすく、最初の成功体験を増やす目的には少し不利になりやすい点を理解しておくべきです。
短い板は見た目も扱いも気軽に見えますが、海のうえでは長さ不足がそのまま波の取りにくさへつながるので、駐車場や部屋では楽でも、水の上では難しく感じる典型例になりやすいサイズです。
「短いほうが持ちやすいから初心者向きだろう」と考えて飛びつくのではなく、自分がお子様向けに探しているのか、小柄な人向けに探しているのか、それとも平均的な大人の入門用なのかを切り分けて判断することが大切です。
自分に合う一本を見つける選び方の軸
おすすめモデルを見てもまだ迷う場合は、商品名の違いより先に、長さ、シリーズ、持ち運びやすさの三つで整理すると、自分の条件に合う候補がかなり絞りやすくなります。
初心者のボード選びでは、体重だけを見て決めるよりも、どのくらい未経験なのか、どこまで続けたいのか、どんな海へ通うのかを合わせて考えたほうが失敗が少なくなります。
ここでは、Beach Accessのラインナップを使う前提で、迷いやすいポイントを判断しやすい形に落とし込んでいきます。
長さで考える
初心者が最初に判断すべきなのは、シリーズ名よりもまず長さで、長さはそのまま波の取りやすさ、安定感、持ち運びやすさに直結します。
Beach Accessの公式案内でも、初心者向けの中心は7’0〜8’0、さらに安定感重視なら9’0という流れが見えやすく、標準体格の大人なら8’0前後、小柄な人なら7’0〜7’2、大柄な人なら9’0まで視野に入れる考え方が基本になります。
| 長さ帯 | 向いている人 | 強み | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 6’0″ | お子様、かなり小柄な人 | 軽い、保管しやすい | 大人の完全初心者には短め |
| 7’0″ | 小柄な大人、収納重視の人 | 軽さと浮力の両立 | 標準体格では8’0より難しく感じやすい |
| 7’2″ | 小柄〜標準体格で続けたい人 | 扱いやすさと成長余地 | 小波では8’0より余裕が減る |
| 8’0″ | 標準体格の大人の入門用 | 波をつかまえやすい、安定感が高い | 保管と持ち運びの負担は増える |
| 9’0″ | 大柄な人、最大安定を求める人 | 圧倒的な浮力と安心感 | 重さと運搬の難しさが大きい |
長さ選びで大切なのは、海のうえで乗りやすい一本を選ぶことであり、陸で扱いやすいだけの短い板を選ぶことではありません。
迷ったら少し長めを選ぶほうが、波に乗れる回数が増えやすく、結果としてサーフィンを楽しいまま続けやすくなります。
シリーズの性格で考える
Beach Accessの初心者向け候補は、軽さと気軽さを重視したm-softと、乗り味と継続使用まで視野に入れやすいStandardに大きく分けて考えると整理しやすいです。
どちらも初心者に向く要素はありますが、何を優先するかで向き不向きが変わるため、価格だけでなく、何年くらい使いたいかまでイメージしておくと失敗が減ります。
- m-soft:軽量で導入しやすい
- m-soft:価格を抑えやすい
- m-soft:夏だけ楽しみたい人とも相性がよい
- Standard:程よい重さと自然な乗り味が魅力
- Standard:初心者から先も使いやすい
- Standard:持ち運びが不安ならハンドル付きが有力
- HSO School:大柄な初心者やレッスン用途向け
「海で遊べれば十分」ならm-soft、「続けたいし少し上達してからも使いたい」ならStandardという考え方にすると、かなり選びやすくなります。
特に迷いやすい人ほど、あとで買い替える前提で安いものを選ぶより、最初から自分の続け方に近いシリーズを選んだほうが満足しやすいです。
持ち運びと保管まで含めて考える
初心者のボード選びでは、海のうえでの性能だけでなく、自宅で置けるか、車に積めるか、浜まで一人で運べるかも同じくらい重要です。
たとえば8’0は入門用として優秀ですが、毎回の運搬が大変すぎる環境なら出番が減り、逆に7’0や7’2は少し難度が上がっても持ち出しやすさで練習量を確保できることがあります。
また、ハンドル付きモデルはスペック表だけでは見落としやすい利点ですが、駐車場から海までの距離が長い人、小柄な人、片手で持ちたい場面が多い人にとっては、使いやすさに大きく効いてきます。
収納スペースが厳しいのに無理に大きい板を買う、逆に持ち運びだけを理由に短い板を買うという両極端が失敗しやすいので、自分の生活動線のなかで無理なく使えるサイズを選ぶことが継続につながります。
最終的には、海のうえでの楽さと陸での扱いやすさの間にある、自分なりの現実的な落としどころを見つけるのが上手な買い方です。
初心者がやりがちな失敗を先に避ける
サーフボード選びの失敗は、買ったあとに「乗れない」「重くて持ち出さない」「思ったより怖い」と感じて初めて表面化することが多く、購入前には見えにくいのが厄介です。
ビーチアクセスは初心者向け候補が豊富だからこそ、自分に合わない一本を選んでもブランドの問題ではなく、選び方のズレが原因になりやすい点を理解しておく必要があります。
ここでは、初心者が特にやりがちな失敗を三つに絞って整理するので、当てはまりそうなものがないか確認してみてください。
短い板のほうが初心者向きだと思い込む
陸上では短い板のほうが軽く見えて扱いやすそうに感じますが、水のうえでは長さと浮力が足りないほど波をつかまえにくくなり、初心者には難しくなります。
そのため、平均的な大人の入門用としてはm-soft 6’0よりm-soft 7’0や8’0、あるいはStandard 7’2や8’0のほうがすすめやすく、最初から短さを優先するのは遠回りになりやすいです。
特に、まだパドリングやテイクオフの動きが安定していない段階では、板が少し長いだけで成功率が変わり、その差が楽しさと継続率に直結します。
短い板は上達した人が操作性を求めて選ぶ場面も多いので、初心者が見た目や保管性だけで短さを正義にしてしまうと、海のうえで一気に難しさを感じやすくなります。
迷ったら「海で乗りやすいか」を基準にし、部屋で邪魔かどうかはその次に考えるくらいでちょうどいいです。
価格だけで決める
予算はもちろん大事ですが、初期費用の安さだけでm-softかStandardかを決めると、使い方とのズレが出やすくなります。
たとえば、年に数回の海遊びならm-softの気軽さが活きますが、スクール後にしっかり続けたい人が最初からStandardを選ばずにいると、結局早い段階で物足りなさを感じることがあります。
- 年に数回なら導入しやすさを重視する
- 毎月通うなら長く使えるかも重視する
- 家族共有なら軽さと安全性を確認する
- 自分の練習用なら持ち運びと乗り味も見る
- 買い替え前提か、一枚を長く使うかを決める
一見高く見えるモデルでも、長く使えて満足度が高いなら結果的に割安になることは珍しくありません。
逆に、安く買えても出番が減る板はコストパフォーマンスがよいとは言えないので、価格は最後の比較材料として扱うのが無難です。
自分が入る海を無視して選ぶ
サーフボードは体格だけでなく、普段入る海の波質によっても向き不向きが変わるため、通うポイントを無視して選ぶと「スペック上は正しそうなのに乗りにくい」というズレが起こります。
公式のサイズガイドでも、小波では長めで浮力高めのモデル、中波では中間サイズという考え方が見えやすく、Beach Accessでも8’0クラスは小波の入り口に強く、7’2前後は少し動かしやすさを取りやすいという整理がしやすいです。
| よく入る波 | 考えやすい候補 | 理由 |
|---|---|---|
| ヒザ〜腰の小波中心 | m-soft 8’0、Standard 8’0 | 浮力と長さで波を拾いやすい |
| 腰〜胸が増える | Standard 7’2、Standard 8’0ラウンド | 安定感と扱いやすさの両立がしやすい |
| 体格が大きい、レッスン寄り | HSO School 9’0 | 大きな浮力で安心感を作りやすい |
もちろん初心者のうちは海を選びすぎないほうがよいですが、いつも小波なのに短めを選ぶ、やや掘れやすい波なのに刺さりやすい感覚へ無頓着、というズレは避けたいところです。
自宅から近い海のサイズ感をイメージできるだけでも、モデル選びの精度はかなり上がります。
買ったあとに困らない使い方と準備
初心者はボード本体の比較に意識が向きやすいですが、買ったあとに長く気持ちよく使えるかは、保管、付属品、練習の進め方で差がつきます。
せっかく選んだ一本でも、置き方が悪くて痛みが早い、リーシュやカバーが合っていない、練習の順番がズレているというだけで満足度が下がることがあります。
ここでは、最初の一本を無駄にしないために押さえたい実務面を整理します。
熱と直射日光を避けて保管する
Beach Accessの各商品ページでも共通して注意されているように、ソフトボードは熱や直射日光に弱く、変形や剥離の原因になりやすいため、保管環境は軽く見ないほうがよいです。
特に、海から上がってすぐ浜に放置する、真夏の車内へ長時間置く、濡れたまま密閉してしまうといった扱いは、初心者がやりがちで板を傷めやすい行動です。
- 使用後は真水で塩や砂を落とす
- 拭いて乾かしてから保管する
- 直射日光の下へ置きっぱなしにしない
- 車内の高温放置を避ける
- 屋外保管より風通しのよい日陰を選ぶ
- 移動時はカバー類の使用を考える
初心者ほど「ソフトだから雑に扱っても平気」と思いやすいのですが、柔らかい見た目と耐熱性は別問題なので、保管だけは最初から丁寧にしたほうが長持ちします。
買う前に収納場所を決めておくと、サイズ選びのミスも減り、使い始めてからのストレスがぐっと小さくなります。
アクセサリーも目的に合わせてそろえる
ボード単体だけで始めるより、最低限の周辺アイテムを合わせたほうが、安全性と使い勝手が安定しやすくなります。
特に初心者はリーシュ、ボードカバー、フィンの扱いを後回しにしがちですが、海までの移動や保管、実際の練習の安心感に関わるため、最初に意味を理解しておくと無駄買いを避けやすいです。
| アイテム | 役割 | 初心者にとっての意味 |
|---|---|---|
| リーシュ | 板流れ防止 | 安全面で必須に近い |
| ボードカバー | 移動と保管の保護 | 熱、擦れ、汚れの軽減に役立つ |
| ソフトフィン付きモデル | 接触時の危険を抑える | 怖さを減らしやすい |
| ハンドル付きモデル | 持ち運び補助 | 一人で運びやすくなる |
とくに8’0以上を選ぶ場合、ハンドルの有無やカバーの使いやすさは、海へ行くモチベーションそのものに影響しやすいので、軽視しないほうがよいです。
「本体だけ買って様子を見る」より、「よく使う前提で必要なものを最低限そろえる」ほうが、結果として出番が増えやすくなります。
最初の目標は立派なターンではなく成功体験を増やすこと
初心者がボード選びで見落としやすいのは、最初に必要なのは鋭い動きではなく、波をつかまえて真っ直ぐ気持ちよく滑る成功体験だという点です。
Beach Accessの公式サイズガイドでも、現在のレベルで高い確率で波に乗れるボードから少しずつ進む考え方が示されており、最初から難しい板へ背伸びしないことが上達の近道になります。
その意味で、Standard 8’0やm-soft 8’0のような「たくさん波を取れる」板には明確な価値があり、見た目のスマートさより練習回数を増やせることのほうがはるかに重要です。
もし一回目、二回目の海で思うように立てなくても、板の選択が極端にズレていなければ、波をつかまえる感覚そのものは積み上がっていくので、焦って短い板へ移る必要はありません。
最初の一本は「かっこよく見える板」ではなく、「続けたくなる板」を選ぶのが勝ちやすい考え方です。
タイプ別におすすめの買い方を整理する
ここまでの内容を踏まえると、初心者向けの正解は一つではなく、体格と目的によって買い方の優先順位が変わることがはっきりしてきます。
同じ「初心者」でも、完全未経験の大人、軽い体格の人、家族で使いたい人、大柄な人では、失敗しにくい候補が別になるからです。
最後に、実際に選ぶ場面をイメージしやすいように、タイプ別のおすすめパターンをまとめます。
はじめての大人が一本だけ買うなら
標準体格の大人が、最初の一本を自分用として買うなら、第一候補はStandard 8’0″ ミニロング ハンドル付き、次点でm-soft 8’0″と考えると整理しやすいです。
Standard 8’0″は続けやすさと乗り味、m-soft 8’0″は軽さと導入しやすさが魅力で、どちらも8’0クラスという点で波をつかまえる入口の作りやすさがあります。
スクール後に本格的に続ける気持ちがあるならStandard、まずは気軽に始めたいならm-softという分け方は、初心者にとって非常に実用的です。
反対に、見た目だけで7’0以下から始めると、最初の数回で難しさを感じやすくなるため、「一本だけ買う」ならなおさら失敗しにくい長さを優先したいです。
購入後すぐに満足しやすいのは、少し大きいと感じる板より、少し難しい板ではなく、まずは乗れる板だということを忘れないようにしましょう。
体格と条件で選ぶ早見表
細かいモデル比較で迷う人は、まず自分の体格と利用シーンを当てはめるだけでも、候補がかなり絞れます。
以下は厳密な断定ではありませんが、初心者が迷いを整理するための実用的な目安として使いやすい考え方です。
| タイプ | 有力候補 | 選びやすい理由 |
|---|---|---|
| 標準体格の大人 | Standard 8’0″ ミニロング ハンドル付き | 波を取りやすく続けやすい |
| 予算重視の大人 | m-soft 8’0″ | 浮力が大きく導入しやすい |
| 小柄な大人 | m-soft 7’0″、Standard 7’2″ | 持ち運びやすさと実用性の両立 |
| 大柄な初心者 | HSO School 9’0″ | 圧倒的な浮力で安定しやすい |
| お子様やかなり軽い人 | m-soft 6’0″ | サイズと重さを扱いやすい |
| 少し掘れやすい波も想定 | Standard 8’0″ ラウンドテール | 刺さりにくさを意識しやすい |
この表だけで決めきる必要はありませんが、自分がどの列に近いかを確認すると、候補外のモデルを無理に悩まずに済みます。
初心者ほど選択肢を増やしすぎると判断が鈍るので、最終的には二本まで絞って比較するのがおすすめです。
続ける前提なら買い替えの流れも考える
サーフィンを長く続けるつもりなら、最初の一本で完結させようとするより、次にどんな板へ移るかまで軽く想像しておくと選びやすくなります。
たとえば、m-soft 8’0から始めて慣れたらStandard 7’2や7’0前後へ進む、あるいは最初からStandard 8’0で始めて長く使うという流れは、無理が少なく現実的です。
- まずは波をつかまえる回数を増やす
- 安定して立てるようになる
- 横へ走る感覚を覚える
- そこで初めて少し短い候補を考える
- 焦って一気に短くしない
この流れを前提にすると、最初の一本へ求める役割が明確になり、いきなり万能を狙わなくて済むので選びやすくなります。
初心者の買い物で大事なのは、最初から最終形を選ぶことではなく、今の自分に必要な成功体験を作れる一本を選ぶことです。
最初の一本で波に乗る楽しさを増やそう
ビーチアクセスで初心者におすすめしやすい中心は、標準体格の大人なら8’0クラスで、気軽さを重視するならm-soft 8’0、長く使いやすい一本を選ぶならStandard 8’0″ ミニロング ハンドル付きが軸になります。
小柄な人はm-soft 7’0やStandard 7’2、大柄な人はHSO School 9’0、お子様やかなり軽い人ならm-soft 6’0というように、体格と使い方で候補をずらして考えると判断しやすくなります。
初心者の失敗は、短さや価格だけで決めること、通う海を無視すること、買ったあとの持ち運びや保管まで想像しないことから起こりやすいので、スペックだけでなく生活のなかで使えるかも必ず確認してください。
最終的に大切なのは、最初の数回で波をつかまえやすく、また海へ行きたくなる一本を選ぶことであり、その視点で見れば、少し大きめでも安心して練習できるモデルのほうが、初心者には結果的に満足度の高い選択になりやすいです。


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